ego結婚相談所~婚活トレンドワード:~共感婚とは?~
2026/04/12
「年収600万以上」「身長170cm以上」──その条件、本当に必要ですか?
婚活を始めると、多くの人が最初にすることがあります。「希望条件の入力」です。年収・学歴・身長・外見…まるで求人票のように相手のスペックをフィルタリングしていく。3高・・・それが当たり前の時代がありました。
しかし今、婚活の常識が大きく変わろうとしています。
2026年の婚活シーンで最も注目されているキーワードが「共感婚(きょうかんこん)」です。これは、年収や学歴・容姿といった客観的な「スペック」よりも、価値観の一致・安心感・心理的なつながりを重視して結婚相手を選ぶ考え方のことを指します。
「笑いのツボが合うか」「一緒にいて疲れないか」「将来のビジョンが似ているか」──そんな感覚的・感情的な基準が、今の婚活の中心にあるのです。*出典:The Nocturne「2026年の婚活トレンド5選」
データが示す「スペックより価値観」の時代
この変化は、肌感覚だけではありません。複数の最新調査が、同じ方向を指し示しています。
● 「価値観」が妥協できない条件の圧倒的1位
株式会社イードが運営するメディア「LiPro(婚活)」が2026年2月に婚活中の未婚男女300名を対象に実施した「婚活意識調査2026」では、結婚相手への「妥協できない条件」として1位が「価値観」(189票/63%)、2位が「性格」(186票/62%)でした。「年収・経済力」は5位以下にとどまっています。*出典:PR TIMES「婚活意識調査2026」
● 「性格の相性・居心地の良さ」が最重要──年収・外見を大きく上回る
株式会社フォーイットが2025年11月に20〜69歳の未婚男女511名を対象に実施した「結婚観に関するアンケート」では、パートナー選びで最も重視する要素として「性格の相性・居心地の良さ」が57.5%で1位、「価値観の一致(人生観など)」が52.5%で2位となりました。一方で、「年収・経済力」は28.2%、「容姿・見た目」も同じく28.2%と、内面重視の傾向が数字にもはっきり表れています。*出典:PR TIMES「結婚観に関するアンケート」
● 未婚者の約半数が「価値観」を最優先に
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2024年12月に全国の25〜39歳の未婚者500名を対象に実施した「婚活・結婚に関する意識・実態調査」でも、結婚相手に"妥協したくない"条件として「価値観」が47.0%でトップ(2位「性格」45.8%、9位「年収」25.2%)。女性に限ると、価値観を重視する割合は54.8%に達しました。*SMBCコンシューマーファイナンス「婚活・結婚に関する意識・実態調査」
● 令和の若者が求めるのは「三高」より「三安」
社会の変化を象徴するのが、バブル期に理想とされた「三高(高身長・高学歴・高収入)」から、令和の「三安(安心感・安全性・安定性)」への変化です。
タメニー株式会社が2024年12月に20〜35歳の男女2,413名を対象に実施した「理想の結婚相手に関する調査」では、求める相手の1位が「長時間一緒にいても苦にならず、安心感がある」(46.2%)、2位が「価値観が似ている」(44.5%)、3位が「話し合いができる」(44.1%)という結果になっています。*出典:Tameny「令和の男女が求める理想の結婚相手は『安心・安全・安定』」
● 9割近くが「人となり」を重視──しかし伝えにくいジレンマも
株式会社Omiaiが2025年3月に20〜39歳のマッチングアプリ利用者664名を対象に実施した調査では、相手に「いいね」を送る際に「人となり(人柄・その人らしさ)」が大事と回答した人は86.4%。また自分が評価されるときも、「内面重視派(44.3%)」が「外見重視派(23.6%)」を大きく上回っています。ところが、88.6%が「アプリ上で自分の人となりを表現しにくい」と感じており、「人となりが伝わらないこと」がアプリ疲れの原因になっているという実態も明らかになっています。*出典:PR TIMES「Omiai意識調査」
共感婚が広まる「心理学的な理由」
なぜ今、これほど価値観重視の流れが強まっているのでしょうか。
心理学では、長期的なパートナーシップにおいて「安全基地(secure base)」の存在が非常に重要とされています。人が「この人といれば大丈夫だ」と感じられる相手こそが、心理的安全性を提供してくれる存在です。
スペックが高い相手と一緒にいても、価値観がずれていたり、話が嚙み合わなかったりすれば、日常は摩擦とストレスの連続になります。反対に、年収が「条件より少し低くても」、一緒にいて自然に笑え、困ったときに支え合える相手となら、長く穏やかな関係を築けることが多い。これが、多くの成婚カップルが実感していることでもあります。
価値観を確かめるための3つの実践ポイント
では、価値観が合う相手かどうかを、どうやって判断すればよいのでしょうか。
① 「好きなもの」より「嫌いなもの」を話してみる
好きなものは人によって異なりますが、嫌いなものや許せないことには、その人の本音の価値観が出やすいです。会話の中で、苦手なことや違和感を感じた経験を自然に話せる関係かどうかを確かめてみましょう。
② お金・時間の使い方について話す
「休日をどう過ごしたいか」「お金は何に使いたいか」といった日常の選択には、価値観の深部が表れます。「将来、どんな暮らしをしたいか」というテーマで自然に話せる相手は、価値観の相性が高い可能性があります。
③ 「一緒にいてどう感じるか」を大切にする
相手のスペックを確認しながら会うのではなく、「この人と話していて楽しいか」「疲れないか」「また会いたいと思えるか」という感覚を正直に観察することが、共感婚時代の相手選びの基本です。
egao結婚相談所からのメッセージ
条件で探すことをやめたとき、はじめて「本当に相手を見る目」が育ちます。
egao結婚相談所では、スペックのフィルタリングだけに頼らず、「この人と一緒にいたら、どんな未来が描けるか」という視点で相手と出会えるよう、カウンセラーが一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。
価値観の合う相手との出会いは、きっとあなたの近くにあります。

