富山の結婚相談所~熟年世代の婚活~NHKアサイチ特集から学ぶ~
2025/04/19
NHKアサイチ特集から学ぶ出会いとパートナーシップの新しいかたち
最近の婚活といえば、若い世代が結婚を目指す活動というイメージが強いかもしれませんが、近年では「熟年婚活」が注目を集めています。先日、NHKの「あさイチ」で放送された「熟年世代の婚活&恋愛」特集を見て、改めてシニア層の恋愛・婚活事情の多様さに気づかされました。今回は、そのポイントを参考にしながら、熟年世代の方々に向けた婚活アドバイスをご紹介します。
1. 熟年婚活が盛り上がる背景
現在、50代以上の男女のうち約3割が独身であるという統計もあり、熟年婚活のニーズは年々高まっています。IBJの「成婚白書2023」によると、50歳以上の成婚者は年々増加しており、熟年層の婚活が確実に広がっていることが分かります。
ただし、同データによると50代以上の成婚までの活動期間は平均12.3か月と、20〜30代よりも長めになっています。さらに、婚活をスタートしたからといって、必ずしも結婚に至るわけではないのが現実。約半数近くが「出会いはあったが成婚には至らなかった」と答えており、時間と労力をかけた婚活でも必ずしも結果が出るとは限らないことを、あらかじめ理解しておくことが大切です。
2. 熟年世代の出会いの場
婚活バスツアー
「あさイチ」で特に印象的だったのは、熟年世代向けの婚活バスツアーです。大阪市から徳島県鳴門市を結ぶこのツアーでは、10分ごとに会話の相手が変わる仕組みになっており、自然と全員と話せる工夫がされていました。
初めは緊張していた参加者も、バスツアーという「旅」の要素が入ることで徐々にリラックスし、共通の趣味(野球など)をきっかけに距離が縮まっていく様子が印象的でした。緊張感の少ない自然な環境での出会いは、熟年世代には特に効果的なようです。
マッチングアプリ
番組では40歳以上を対象としたマッチングアプリの急成長についても触れられていました。登録者数は半年で10倍に増加したとのこと。スマホ操作に慣れた熟年層が増えてきたことも要因の一つでしょう。
特に、自撮りが苦手な人のための「自撮りサポート機能」や、見た目だけでなく内面の相性や価値観の一致を重視する仕組みなど、熟年世代の特性に合わせた機能が支持されています。
3. 熟年世代の恋愛観と結婚観
変化した恋愛観
番組に出演した佐藤仁美さん(60歳)は、若い頃は恋愛が生活の中心で、心が揺れるような恋に夢中だったと振り返る一方で、今は「穏やかな日々をともに過ごすことの安心感」が何よりの幸せだと語っていました。
この変化は多くの熟年世代に共通するものです。若い頃の恋愛ではときめきや刺激が重視されていたのに対し、今は「癒し」や「安心感」を大切にする恋愛や結婚観へと変わっています。
何を求めているのか
番組で紹介されたアンケート結果によると、熟年世代が婚活を始める理由として次のような点が挙げられていました:
女性の場合: 1位:一緒に趣味を楽しみたい(62.6%) 1位:精神的な安定が欲しい(62.6%) 3位:ひとりでいることが寂しい(38.1%) 3位:老後が不安(38.1%) 3位:ときめきを味わいたい(38.1%)
男性の場合: 1位:精神的な安定が欲しい(71.9%) 2位:一緒に趣味を楽しみたい(62.5%) 3位:ひとりでいることが寂しい(59.4%) 4位:ときめきを味わいたい(40.6%) 5位:性交渉の相手が欲しい(37.5%)
特に印象的なのは、男女ともに「精神的な安定」と「趣味を一緒に楽しみたい」という項目が上位に来ていることです。これは、熟年世代が単なる形式的な結婚よりも、「質の高い時間を共有できる関係性」を求めていることを示しています。
結婚に対する考え方
番組内のアンケートでは、「相手が見つかったら結婚したい」と答えた人は男性56.3%、女性51%という結果でした。つまり、結婚したい人としたくない人がほぼ半々という状況です。
特に女性の間では「経済的な自立はしているけれど、気軽に話せる人がほしい」「旅行や趣味を一緒に楽しめる人がいれば十分」という声が多く、必ずしも法律上の結婚にこだわらない傾向が見られます。事実婚や「別居婚」という新しい形も選択肢として増えてきています。
4. 熟年婚活の課題と対処法
熟年結婚の壁
番組では熟年婚活の課題についても触れられていました。最も大きな壁となるのが、本人たち以外の家族関係です。例えば:
前妻の子供と同居したが、受け入れてもらえないケース
義理の親との関係でトラブルが生じるケース
相続問題からくる親族の反対
また、「持病を黙っていた」「借金があるのを黙っていた」「結婚してすぐに相手の介護が必要になった」など、人生経験が豊富な分、さまざまな背景を抱えていることが多いのも事実です。
対処法
これらの課題に対する対処法として、以下のポイントが重要です:
相手に対する誠実さ: 健康状態や経済状況など、重要な情報は隠さずに伝える
家族との関係構築: 再婚相手の家族とも良好な関係を築く努力をする
柔軟な関係の形: 必ずしも同居にこだわらず、別居婚など互いが心地よい関係の形を模索する
将来への準備: 介護や相続について前もって話し合い、計画を立てておく
番組内でも紹介されたように、家族との関係や健康・経済的な背景は熟年婚活において特に繊細なポイントです。IBJのデータでも「再婚希望者の不安要素」として最も多く挙げられているのが「家族に反対されるかもしれない」「過去の離婚歴や借金が障害になるのでは」という懸念でした。
また、成婚に至った熟年層の多くが、「正直に事情を伝えることが信頼につながった」と回答しており、誠実な情報開示が信頼関係の第一歩であることが浮き彫りになっています。
5. 素直なコミュニケーションを心がける
熟年世代の婚活では、素直でオープンなコミュニケーションが重要です。長い人生経験を経て相手に対する期待や要求も明確になっているかもしれませんが、それを押し付けるのではなく、お互いの意見を尊重し合うことが大切です。シニア世代ならではの落ち着きと柔軟さを活かし、心地よいコミュニケーションを心がけましょう。
6. 新しい関係の形:「別居婚」という選択肢
番組で紹介された60代の夫婦は、婚活バスツアーで出会い結婚しましたが、奈良と神戸という別々の土地で暮らす「別居婚」を選びました。この選択の背景には、お互いの生活スタイルや家族環境を尊重する姿勢がありました。
別居婚は、新たな人間関係のストレスを避けつつ、心のつながりをしっかり保つ方法として、多くの熟年世代にとって魅力的な選択肢になりつつあります。日々の生活は別でも、休日には一緒に出かけるなど、一緒の時間を大切にする工夫が見られました。
熟年婚活は人生の再出発、でも“長期戦”を覚悟して
熟年婚活は人生経験を活かしながら新しい幸せを見つける機会である一方で、成婚までに時間がかかることや、思い描いた通りの結末にすぐにはたどり着けないこともあると、IBJの白書は伝えています。
「いい人に出会えればすぐ結婚」と考えるのではなく、「少しずつ信頼関係を築き、最終的に心地よい関係ができたら幸せ」くらいの心持ちで臨むのが、熟年婚活のコツかもしれません。
とはいえ、自分のペースで出会いを楽しみ、焦らず自然な形で関係を深めていけるのは、大人だからこその特権。年齢を重ねたからこそ、互いの人生経験や価値観を理解し合える深い絆を築ける可能性があります。熟年世代ならではの価値観に合ったスタイルで、婚活という新たな旅路を歩んでみてはいかがでしょうか。
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