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なぜ同世代婚が選ばれるのか?

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ego結婚相談所~なぜ同世代婚が選ばれるのか?

ego結婚相談所~なぜ同世代婚が選ばれるのか?

2026/06/27

「結婚するなら少し年上の男性が安心」「女性は年下より年上を選ぶもの」――

そんな定番イメージは、いま大きく変わりつつあります。最新の成婚データを見ると、結婚相談所の現場でも“年の差”より“近い感覚”が選ばれる時代に入っています。特に注目したいのが、同い年を含む「同世代婚」の広がりです。年齢が近い相手を選ぶ流れは一時的な流行ではなく、婚活者の価値観そのものの変化を映す現象だといえるでしょう。

成婚データが示す「年齢差の縮小」

調査による数字を見てみましょう。

IBJ結婚みらい研究所が2025年の成婚カップル9,394組を分析したところ、夫婦の平均年齢差は2.77歳でした。2017年は4.23歳だったため、8年間で約1.46歳も縮小したことになります。さらに構成比を見ると、「夫年上」は82.6%から72.2%へ低下する一方、「同年齢」は8.3%から11.1%へ、「妻年上」は9.1%から16.8%へ上昇しました。つまり、いまの成婚市場では“男性が年上であること”は絶対条件ではなくなり、年齢が近い、あるいは女性が少し年上の組み合わせも自然に受け入れられているのです。(出典:IBJ結婚みらい研究所)

日本全体でも「平行婚」の時代へ

この流れは結婚相談所の中だけの話ではありません。ニッセイ基礎研究所が2024年の婚姻統計をもとにまとめた分析では、初婚同士の結婚の平均年齢差は1.4歳でした。2010年代は1.7歳が続いていましたが、2020年代に入ってさらに差が縮まり、2023年・2024年は1.4歳で推移しています。再婚を含む全婚姻でも平均年齢差は1.9歳となり、初めて2歳を下回りました。社会全体で見ても、「夫がかなり年上」という昔ながらの形から、より横並びで対等な関係へと移行していることが分かります。

婚活者が本当に重視しているのは年齢より“中身”

では、なぜ同世代婚が選ばれるのでしょうか。

背景にあるのは、婚活者が相手に求める条件の変化です。SMBCコンシューマーファイナンスの2025年調査では、未婚者が結婚相手に「妥協したくない」と答えた項目の1位は「価値観」47.0%、2位は「性格」45.8%、3位は「金銭感覚」44.4%、4位は「マナー・礼儀」41.6%でした。男女別でも、男性は「性格」41.2%、女性は「価値観」54.8%が最上位です。つまり、婚活の判断軸は年齢差そのものより、毎日を一緒に過ごせる相手か、感覚が合う相手かへと移っています。

同世代だと「話が早い」が起こりやすい

同世代婚が支持される理由は、単に年が近いからではありません。育ってきた時代背景、流行、働き方の感覚、将来への不安や希望が近いため、会話のテンポや意思決定のスピードが合いやすいのです。SMBCコンシューマーファイナンスの同調査でも、未婚者が理想の結婚生活として重視したのは「お互いの意見・価値観を尊重する」「日常的にコミュニケーションをとる」「問題が発生したときは協力する」といった、対等で協力的な関係でした。同世代婚は、まさにこの理想像と相性が良い結婚スタイルだといえます。

婚活サービスの普及が「同世代婚」を後押し

婚活の出会い方そのものが変わっていることも見逃せません。リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2024」によると、2023年婚姻者のうち15.3%が婚活サービスを通じて結婚しており、そのうちネット系婚活サービス経由は11.4%で過去最高でした。また、恋愛・結婚意向のある恋人のいない独身者の婚活サービス利用経験は26.3%に達しています。検索条件や紹介ロジックが整った婚活サービスでは、年齢の“理想像”より、実際に会話や相性が合う相手と出会いやすいため、結果として同年代・同世代のマッチングが進みやすくなるのです。

成婚しやすい人ほど「価値観のすり合わせ」が上手い

さらに同調査では、婚活サービスで恋人ができた人ほど、相手と多くの項目をすり合わせていることが分かっています。満足度も、婚活サービスで出会った恋人では71.5%、それ以外の出会いでは65.5%でした。すり合わせの内容は「休日の過ごし方」「愛情表現の方法」だけでなく、「子ども」「住まい」「キャリアプラン」まで広がっています。同世代はこうしたテーマに対する時間感覚や現実感が近いため、結婚後の生活を具体的に描きやすいのが強みです。年齢差の少なさは、単なる条件ではなく、結婚生活の設計をしやすくする“実務的な相性”にもつながっているのです。

「同い年がいい」より「無理がない相手がいい」へ

ここで大切なのは、婚活者が必ずしも「同い年でなければ嫌」と考えているわけではない点です。むしろ本質は、「無理なく関係を築ける相手を選ぶ」方向へのシフトです。その結果として、価値観、生活テンポ、将来設計が近い同世代が有力になっているのです。IBJの成婚データでも、同年齢と妻年上の合計は27.8%にまで伸びており、従来の“男性が上”という固定観念が薄れていることが見て取れます。婚活では年齢条件にこだわりすぎるより、会話のしやすさや安心感、対等に支え合える感覚を見極めることが、いっそう重要になっています。

これからの婚活は「近さ」をどう見つけるか

同世代婚の広がりは、いまの婚活がスペック競争から相性重視へ移っている証拠です。年齢差が小さいこと自体が目的なのではなく、気持ちや生活感覚の“近さ”が成婚につながりやすくなっているのです。だからこそ、これからの婚活では「希望年齢」だけを細かく絞るより、「何を大切に生きたいか」「どんな毎日を送りたいか」を言語化できる人ほど有利になります。同い年が選ばれる時代とは、条件で探す婚活から、共に暮らす未来を描ける相手を選ぶ婚活へ変わった時代なのかもしれません。

年代別:お見合いの時に“同世代だからこそ自然に共有しやすい話題”

最近の婚活では年齢差よりも価値観や生活感覚の近さが重視されており、結婚相手に妥協したくない条件としては「価値観」「性格」「金銭感覚」「マナー・礼儀」が上位に挙がっています。また、成婚につながりやすいカップルほど「休日の過ごし方」「住まい」「子ども」「キャリアプラン」などを丁寧にすり合わせている傾向があります。

20代後半の婚活者に合う話題

20代後半は、仕事も恋愛もまだ「これから形をつくる時期」です。結婚観が固まり切っていない一方で、働き方・暮らし方・結婚のタイミングへの感覚が近い相手とは一気に話しやすくなります。

1. 仕事のこれからと、結婚のタイミング

同世代同士だと、「今は仕事を頑張りたい時期」「転職も視野にある」「結婚は何歳ごろまでに考えたい」など、人生の進み方が近く、共感が生まれやすいテーマです。
会話例:「今のお仕事、これからどんなふうに続けていきたいですか?」

2. 休日の過ごし方とリフレッシュ方法

まだ生活スタイルが軽やかな世代なので、休日の使い方は相性が見えやすい話題です。アクティブ派か、おうち派か、友人との時間を大切にするかなど、日常のテンポが分かります。
会話例:「お休みの日って、どんなふうに過ごすことが多いですか?」

3. お金の使い方と“今を楽しむ感覚”

20代後半は、貯蓄・旅行・自己投資・推し活など、お金のかけ方に個性が出やすい時期です。重くなりすぎず、金銭感覚の近さを知るきっかけになります。
会話例:「最近、自分のために使ってよかったなと思うことってありますか?」

30代前半の婚活者に合う話題

30代前半は、結婚をより現実的に考え始める方が増える時期です。婚活でも、恋愛の楽しさだけでなく、生活の相性や将来設計に自然と目が向きやすくなります。

1. 結婚後の働き方

共働き希望か、家事分担をどう考えるか、転勤や転職にどう向き合うか。30代前半では、仕事と家庭の両立感覚が話題として非常にマッチします。
会話例:「結婚したあとも、お仕事はどんなふうに続けていきたいですか?」

2. 住まいへの考え方

賃貸派か購入派か、都心志向か落ち着いたエリア志向か。暮らしのイメージが見えやすく、将来像の共有にもつながります。
会話例:「住む場所って、便利さ重視ですか?それとも落ち着ける環境重視ですか?」

3. 友人関係・家族との距離感

30代前半になると、友人の結婚や出産が増え、家族観にも変化が出やすい世代です。人付き合いの温度感や、結婚後の人間関係のイメージがつかめます。
会話例:「ご家族やご友人とは、普段どのくらいの距離感で過ごされていますか?」

30代後半の婚活者に合う話題

30代後半は、「自分らしさ」と「結婚生活」の両方を大事にしたい方が多い世代です。条件だけでなく、安心感・現実性・支え合える関係をイメージできる話題が向いています。

1. 忙しい中での家事・生活の回し方

仕事が充実している方も多く、生活をどう整えているかは相手の人柄がよく出るテーマです。完璧さより、協力し合える感覚を見るのに向いています。
会話例:「お仕事が忙しい時って、食事や家のことはどうやってバランスを取っていますか?」

2. 将来への備えとお金の安心感

資産形成、保険、無理のない暮らし方など、現実的な価値観が出やすいテーマです。深刻にしすぎず、“安心して暮らせる感覚”を見極められます。
会話例:「将来に向けて、何か意識していることってありますか?」

3. 子どもや家族の形についての考え

30代後半では、子どもを望むかどうか、夫婦二人の形も含め、結婚観そのものに関わる話が比較的自然にしやすくなります。
会話例:「どんな家庭の雰囲気が理想ですか?」

40代前半の婚活者に合う話題

40代前半は、人生経験が増えた分だけ「一緒にいて穏やかでいられるか」が大切になる世代です。見栄えのよい話題より、生活感・健康・人としての落ち着きが伝わるテーマが合います。

1. 健康意識と日々の整え方

食事、睡眠、運動、ストレス解消法など、同世代だからこそ共感が生まれやすいテーマです。無理なく暮らせる相手かどうかが見えてきます。
会話例:「健康のために、普段何か気をつけていることはありますか?」

2. 仕事との向き合い方の変化

若い頃とは違い、キャリアの安定や責任ある立場、働き方の見直しなど、40代前半ならではのリアルな話がしやすい時期です。
会話例:「以前と比べて、お仕事に対する考え方って変わりましたか?」

3. 夫婦に求める“居心地”

恋愛の盛り上がりよりも、「一緒にいて疲れない」「自然体で話せる」が大切になりやすい世代です。抽象的ですが、相手の結婚観がよく出ます。
会話例:「結婚相手とは、どんな空気感で過ごせるのが理想ですか?」

40代後半〜50代前半の婚活者に合う話題

この世代では、結婚は“新しいスタート”であると同時に、これからの人生を誰とどう穏やかに歩むかという視点が強くなります。背伸びしない、落ち着いた話題がよく合います。

1. これからの時間の使い方

老後というほど遠い話ではなく、「これからの10年をどう過ごしたいか」という視点が自然に共有しやすいテーマです。旅行、趣味、日常の楽しみなどが話しやすいです。
会話例:「これから先、こんな時間の使い方ができたらいいなと思うことはありますか?」

2. 親との関わり方・家族への考え

介護や実家との距離感など、現実的だけれど避けて通れないテーマです。同世代同士だと事情を理解し合いやすく、共感が生まれやすい話題です。
会話例:「ご家族との関わり方で、大事にしていることはありますか?」

3. 日常を一緒に楽しめること

豪華なイベントより、「一緒に食事を楽しめる」「散歩ができる」「家でのんびりできる」など、日々の幸せに目が向きやすい世代です。
会話例:「特別な日じゃなくても、こういう時間があると幸せだなと思うことはありますか?」

 

egao結婚相談所でも、条件だけでは見えなかったご縁が、実際に会って話してみることでぐっと深まる場面をたくさん見てきました。もし今、婚活の中で「理想の条件」に少し疲れてしまっているなら、これからは“近さ”や“心地よさ”に目を向けてみるのもひとつです。

同い年だから、同世代だから選ばれるのではなく、
“自然体でいられるから選ばれる”。

そんな結婚が、今の時代の新しいスタンダードになってきているのかもしれません。

 

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