ego結婚相談所~婚活トレンドワード:青い鳥症候とは?
2026/07/11
もっといい人がいるかも・・・
婚活をしていると、「この人もいいけれど、もっと自分に合う人がいるのでは?」と感じることはありませんか。出会いの機会が多い時代だからこそ、ひとつのご縁に決めきれず、比較や迷いが長引いてしまう方は少なくありません。そんな心理状態を表す言葉として、最近よく使われているのが「青い鳥症候群」です。
特に婚活では、年齢、年収、学歴、見た目、居住地など、条件を比べやすい環境があります。そのため、「今よりもっと理想に近い人が現れるかもしれない」と考えやすく、目の前のご縁の価値を見失ってしまうことがあります。ですが、結婚は条件の足し算だけで決まるものではありません。大切なのは、一緒に安心して人生を歩める相手かどうかです。
今回は、IBJ結婚みらい研究所の成婚データをもとに、青い鳥症候群の意味と、婚活で決断できないときの考え方をわかりやすく解説します。なお、元データは2025年1月1日~12月31日に成婚した会員19,112名の活動実績に基づいています。
青い鳥症候群とは?
青い鳥症候群とは、「本当の幸せはもっと別の場所にあるはず」と考え、今ある幸せやご縁の価値を見落としてしまう心理状態のことです。婚活に置き換えると、目の前のお相手に大きな問題があるわけではないのに、「もっと条件のいい人がいるかもしれない」「もっと理想に近い人に出会えるかもしれない」と思い、決断を先延ばしにしてしまう状態を指します。
もちろん、結婚は人生の大きな選択ですから、慎重になること自体は悪いことではありません。けれども、慎重さが「比較し続けること」になってしまうと、せっかくの良縁を育てる前に手放してしまうことがあります。婚活で大切なのは、完璧な人を探し続けることではなく、「一緒に幸せを築いていける相手」を見極めることです。
婚活では「もっといい人がいるかも」が判断を鈍らせる
現代の婚活は、結婚相談所だけでなく、婚活アプリやパーティーなど出会いの選択肢が多くあります。そのため、「今ここで決めなくても、次にもっと良い人が現れるかもしれない」と思いやすい環境です。
しかし、選択肢が多いことは、必ずしも成婚に有利とは限りません。相手を見るたびに条件を比較し、小さな違和感を見つけては「やっぱり違うかも」と感じてしまうと、関係を深める前に終わってしまいます。婚活が長引く方ほど、相手の良さを見つける視点よりも、減点する視点が強くなってしまう傾向があります。
データが示す「決断の節目」は交際120日
IBJ結婚みらい研究所のデータでは、成婚に至った方の交際日数にははっきりした傾向があります。交際日数ごとの成婚割合は、30日以内0.9%、60日以内5.6%、90日以内17.0%、120日以内25.4%と伸び、120日以内がピークとなっています。その後は、150日以内19.7%、180日以内15.1%、200日以内7.7%、201日以上8.5%と下がっていきます。つまり、約4か月となる120日が、結婚を意識した判断の大きな節目になっていることがわかります。
この数字から見えてくるのは、「時間をかければ自然とうまくいく」とは限らないという現実です。むしろ120日を過ぎると、気持ちの勢いや関係の熱量が落ちやすくなり、「もう少し様子を見よう」という先延ばしが成婚を遠ざけることがあります。婚活で決められないと感じる方ほど、ただ長く会い続けるのではなく、どこかで将来を見極める意識が必要です。
お見合い回数は10回~12回がひとつの目安
お見合い回数についても、IBJのデータは興味深い傾向を示しています。成婚率は、お見合い1回で14.7%、3回で26.0%、5回で37.5%、10回で43.5%、12回で45.8%と上昇します。一方で、その後は20回で43.3%、30回で45.0%と、ほぼ横ばいです。つまり、12回前後で成婚率は頭打ちに近い状態になっており、「会えば会うほど有利」というわけではないことがわかります。
このデータは、婚活における「もっといい人がいるかも」という考え方にブレーキをかけてくれます。一定数の出会いを経験すれば、自分に合う相手の傾向や価値観の優先順位は見えてきます。それでもなお比較を続けると、ご縁を深めるタイミングを逃しやすくなるのです。青い鳥症候群に陥りやすい方は、「探すこと」そのものが目的になっていないか、一度立ち止まって考えてみることが大切です。
成婚者の約8割は「お見合い25回以内×交際180日以内」に集中
さらに記事では、成婚者の行動が集中する“ゴールデンゾーン”も示されています。それが、「お見合い25回以内×交際180日以内」です。IBJ結婚みらい研究所では、成婚者の約8割がこの範囲に集中していると紹介されています。
これは、婚活を長く続ければ続けるほど有利になるわけではなく、むしろある程度の時期と回数の中で、自分なりの基準を持って判断している方が成婚につながりやすいことを示しています。終わりの見えない婚活にしないためには、「いつまでに」「何人くらい会ったら」自分の中で一区切りをつけるかを決めておくことが有効です。
青い鳥症候群を防ぐための考え方
婚活で青い鳥症候群を防ぐには、まず「譲れない条件」と「できればうれしい条件」を分けて考えることが大切です。たとえば、結婚観や家族観、生活スタイルの相性は譲れない条件かもしれません。一方で、年収や見た目、趣味などは、理想に近いほうがうれしくても、絶対条件ではない場合もあります。すべてを満たす相手を探そうとすると、比較は終わりません。
また、婚活では減点方式をやめることも重要です。「少し気になるところがあったからなし」と判断し続けると、誰とも深い関係になれません。結婚に本当に必要なのは、初対面の完璧さではなく、「話し合えるか」「安心できるか」「自然体でいられるか」です。条件の比較だけでなく、結婚後の日常を一緒に穏やかに積み重ねられそうか、という視点を持つことで、見え方は大きく変わります。
婚活で迷ったときの実践ポイント
婚活で決断できないときは、自分なりのルールを持つのもおすすめです。たとえば、「お見合いは10回~12回をひとつの区切りにする」「交際したら3~4か月で将来を考える」といった基準です。実際にIBJのデータでも、成婚率は12回前後で伸びが落ち着き、交際は120日がひとつのピークになっています。こうした数字を目安にすることで、感情だけに流されず、婚活を前向きに進めやすくなります。
大切なのは、「もっといい人がいるか」ではなく、「この人とどんな未来が築けるか」で考えることです。婚活のゴールは、たくさんの人を比較し続けることではありません。自分に合う相手と出会い、そのご縁を育てていくことです。
青い鳥症候群とは、「もっといい人がいるかもしれない」という思いから、今あるご縁の価値を見失ってしまう状態です。婚活では誰にでも起こりうる心理ですが、そのまま迷い続けると、良縁を逃しやすくなります。
IBJ結婚みらい研究所のデータでは、交際120日以内が成婚割合のピーク25.4%、お見合い12回で成婚率45.8%、さらに成婚者の約8割がお見合い25回以内×交際180日以内に集中していることが示されています。こうした数値は、「探し続けること」よりも、「ある時点でご縁を見極めて育てること」の大切さを裏付けています。
もし今、「婚活で決められない」「もっといい人がいるかも」と悩んでいるなら、条件の比較ではなく、安心感や信頼感、未来の描きやすさに目を向けてみてください。青い鳥は遠くにいるとは限りません。今向き合っているご縁の中にこそ、幸せの種があるかもしれません。
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